
例えば体脂肪率。最近の体重計には「体脂肪率」を計測できるものがあり、レコーディングダイエットにおいてはそれも記録していく事になります。しかし単に体脂肪率を記録していても、その数値の意味が分からなければ意味がありません。そこで、記録していく内に「体脂肪率とはそもそも何を意味する数値なのか?」が気になるようになり、その「疑問」は「調べる」という行動のきっかけになります。それこそがこのダイエット法の大きなポイントです。
つまり最初は単に記録していくだけでも、「調べる」という行動によって、少しずつ健康に対する知識が身につくようになります。すると外から情報をただ受け取るのではなく、どんどん自分から情報を求めに行くようになり、考え方や行動が大きく変化します。その積み重ねは実際に行う方法も変化させ、次第に「自分で考えた自分に合わせた方法」を行うようになっていきます。つまりレコーディングダイエットでは、記録するという事をきっかけに、自分の力で情報を探し、自分の力で考え、自分に合った答えを探すという事が重要なのです。間違っても「記録するだけで満足する」なんて事がないように。