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ラベル 温泉 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年3月17日火曜日

砂風呂・・・ダイエット効果はある?

砂風呂では単に砂をたくさん被るのではなく、ある程度温められた砂を被ります。このためサウナのように大量の汗をかく事ができ、それを制御している自律神経を刺激する事ができます。また体温が上がると、血管が拡張され、血流が促されます。それによって皮膚へ供給される血液の量も増えるため、美容にも効果があると思われます。更に水分が排出される事では、下肢などの水分代謝が促され、浮腫の改善効果もあると思われます。

ただしそうして汗をかくためには、その供給源となる水分がなければなりません。また水分はナトリウムと一緒に排出され、その際にはカリウムが取り込まれます。そのため汗をかく前に、必ず水分とミネラルを補給し、また終えた後も必ず水分とミネラルを補給しなければなりません。単に汗をかいて水を出すという事に固執し、それを怠ってしまうと脱水や乾燥を招くだけであり、逆に健康を害してしまう可能性があります。

すなわち砂風呂に入る前も入った後も「ずっと水分を断つ訳にはいかない」ため、砂風呂を利用する事による水分排出効果は、あくまで一時的なものと考えるべきです。もちろん砂風呂を、自律神経を刺激し、体温調節機能を改善する目的で利用するなら、効果はあるでしょうが、浮腫などを目的にして利用する場合、根本的な原因を改善しない限り、また同じ事の繰り返しになってしまいます。砂風呂を利用するだけで健康になれるなどとは安易に考えないようにしましょう。これは他の「汗をかく行動」と同じです。
2019年12月6日金曜日

温泉・・・ダイエット効果はある?

温泉には様々な「効能」とされているものがあります。これは「温泉に含まれる成分そのもの、による効果」というよりも、「シナジー効果によるものが大きい」と考えられます。

シナジー効果とは、複数の効果によって、それぞれの効果が増幅される事を良います。例えば温泉においては、水温による体温上昇効果(発汗、血圧上下動、血流増進、心臓の鼓動の上下動、呼吸の上下動等)、水温や炭酸などによる触覚を通じた効果(熱い、冷たい、圧迫感、ピリピリする、ヌルヌルする等)、蒸気や気化した物質による何らかの効果、皮膚・血管・筋肉・内臓などへの水圧による効果、浮力・匂い・雰囲気(旅館含め)・気温・水温・湿度などによる精神的な効果・・・などが挙げられます。

つまりそれらが合わさる事で、それぞれの効果が増幅され、それが効能として感じられている訳で、一つ一つの効果は特別なものではありません。またラジウム温泉のように微量な放射線があって、実際に体への影響がある場合、あるいはそのように気化した物質が実際に体の中に取り込まれる可能性もありますが、それらは「影響するほど強い場合、逆に健康を害してしまう可能性が高い」ため、今まで定期的にそれを利用できている時点で、その効果は大して強いものではありません。それもシナジー効果によるものが大きく、他の様々な効果がその効果を増幅して感じさせている可能性があります。尚、「効果が全くない」という訳ではないため、あくまで「きっかけ程度」に考え、過信はすべきではないと思います。
2018年7月16日月曜日

熱湯に浸かると不妊を招く?

これは女性ではなく男性の話ですね。男性の大事な場所は体の外側へ位置しており、温度の変化に弱いという欠点があります。特に精子は蛋白質であり、蛋白質は一般的に熱に弱い性質があります。よって40度を超えるような熱湯に長時間浸かったり、サウナに長時間いるような習慣があると、不妊に繋がる可能性はゼロではありません。

また気温の高い時期に大事な場所を密閉する環境がある場合(ボクサーパンツのようなもの)も、蛋白質にダメージを与える事があります。通気性を重視しましょう。ただし上下左右に揺れて衝撃が加わるような環境も良くありません。揺れないようしっかりと固定する事が大切です。逆に気温の低い時期では血流が滞りやすく、それによってもダメージを負う事があります。根本をマッサージしたり、あまり温度が高くならない程度には温めるようにしましょう。
2018年5月26日土曜日

どうして毎日お風呂に入る必要があるの?

おそらく殆どの日本人が「毎日夜にお風呂に入る(浴槽に温水を溜めて浸かる)」という習慣が当たり前だと考えていますが、日本以外ではそうではありません。特に欧米諸国では浴槽に浸かるという習慣がない人の方が多く、シャワーで済ましてしまう事が殆どだそうです。日本人のように浴槽に全身浸かれば手の届きにくい背中や股間付近など溝となっている場所の皮膚を柔らかくする事ができ、シャワーによる洗い流し効果が上がります。そのため毎日浴槽に浸かる事は非常に清潔的と言えると思います。一方、シャワーだけでは水に触れている時間が短くなり、皮膚表面が柔らかくならないまま終わってしまいます。そのため自分では綺麗に洗い流したと思っていても、背中や溝となっている場所はあまり洗えていない事が多いのです。欧米人は日本人よりも体臭がきついとよく言われますが、それはそういった理由からの洗い残しが原因の一つ(その他ジャンクフードと植物性食品の量等)となっているかもしれません。

しかし実は現在から数千年前の古代文明の時代に、温水または冷水を利用した公衆浴場が既に存在していたと言われています。つまり温水または冷水を浴びたり浸かったりする文化は、その時代から一般人に受け入れられていたのです。またスポーツ施設に併設された浴場は「心と体を清める」という今で言う「スポーツマンシップ」のような考え方の元になったとも言われています。しかし宗教・安全(男女混浴+裸だったため好ましくないとされた)、衛生(流行り病やそれに関する噂)等の観点から、時代が進むにつれて徐々に廃れていったそうです。

当の日本においては仏教の伝来(記録上では飛鳥時代の西暦552年頃とされている)と共に「体を川や滝などの水で清める」という部分から伝わったと考えられています。そしてそこから少し進んだ奈良時代にようやく風呂の原型が生まれます。ただし当初作られた風呂は実際に水を浴びる訳ではなく、薬草などを溶かした湯を沸かし、その蒸気を浴場内に充満させるいわゆる「蒸し風呂(サウナ)」がメインだったそうです。もちろん浴槽に浸かる形式もあったのですが、蒸し風呂とは全く別物という扱いをされており、元々「風呂」という言葉は「蒸し風呂」を指す言葉でした。それがいつ頃(少なくとも江戸時代には庶民の間に定着)から現在の形式になったのか定かではありませんが、時代が進むにつれてその2つが融合し、現在の風呂になったと考えられます。

その他、日本は水が資源として豊富に存在する国であり、一般家庭でも水を確保するのが容易だったという事も関係しているでしょう。気温が年中高く雨が降らないような国では水は貴重な資源なので、毎日お風呂に入るためだけに水を使うのはもったいない(川や湖があればそこで水を浴びれば良い)と感じる人が多いようです。また年中気温の低い地域ではそもそも汗をかかないので、体を温める目的でたまに温水に浸かる事はあっても毎日は浸かりません(やはり液体の水は貴重)。

どうしてお風呂のお湯は上の方が温かいの?

水はその温度によって重さが変化し、温かいほど軽くなり、冷たいほど重くなる特徴があります。そのため浴槽内に溜まっているお湯の中で温度の違いが生まれると、温かい水が上の方へ移動し、冷たい水は下の方へ移動します。これが上の方が温かい理由です。

これを踏まえ、水温の上がり方や下がり方を考えてみます。もし水温よりも室温の方が低い場合、水面近くにある温かい水は外気に触れて温度が下がり、浴槽の底の方へ移動します。お湯が冷める際にはそうして自然に水の循環が生まれるので、水温はどんどん下がってしまいます。逆に言えば、水面近くの水を先に冷やした方が効率良く水温を下げる事ができる訳です。

一方、水温よりも室温の方が高い場合、上の方にある水ばかりが温められ、温かい水が水面近くに溜まります。その水面近くに溜まった温かい水はすぐ下にある冷たい水を温め、それによって水温は少しずつ上昇していきます。しかし温かい水と冷たい水の境界付近でしかその循環は生まれないので、浴槽いっぱいの水を全て温め切るためにはかなりの時間がかかってしまいます。よって水を温める際には浴槽の底にある水から熱した方が効率が良い訳です。浴槽の底にある水を熱すると、温まって軽くなった水が自然と上に行き、循環が生まれ、水温を素早く上げる事ができます。
2018年5月15日火曜日

何故お風呂に入ると指がシワシワになるの?

皮膚の表面は皮脂などでコーティングされており、普段は水を弾きます。また水だけでなく様々な異物を侵入しないようバリアの役割を果たしています。それが長時間水に浸していると表面のコーティングが流されるため、皮膚は水を吸って膨らみます。しかしある程度の深さまで行くと水を吸っても膨らまない層や膨らみにくい層、あるいは水を弾く層に行き当たります。つまり表面にある水を吸収して膨らんでいる場所と、水を吸収せずに膨らまない場所とで差が生まれ、柔らかくなった表面の層がそれより下にある硬い層に引っ張られる形になります。それがシワとなって現れます。何故足の裏側や手の平で起こり、他の皮膚では起こりにくいのかというと、足の裏や手の平ではそのような水を吸って膨らみやすい層(角質層)が他よりも分厚いからです。

ちなみに濃度の低い液体と濃度の高い液体がある時、濃度の低い方から高い方へ流れ、平衡を保つ性質が生まれます。これを浸透及び浸透圧と言います。つまり人間の体内の濃度よりも高い海水が周囲にある場合、そのままでは体の中にある液体がどんどん海水へ流れ出てしまいます。しかし前述のように皮膚には水分を通さない層があるため、体内のものが外へ流れ出る事はありません。通常の水と海水では後者の方がシワシワになりやすい?ように思いますが、そのように水を弾く皮膚に阻まれるため、濃度の高さはあまり関係がない(表面の角質層は浸透圧の影響を多少受けるが特に問題ない)のです。ちなみに温度の高さも関係ありません。水だろうとお湯だろうと長時間浸せば皮膚の表面が水を吸収してシワができます。