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2020年4月2日木曜日

タバコはどうして体に悪いの?

タバコに含まれている事で知られている代表的な成分が、ニコチン、タール、一酸化炭素です。

まずニコチンは強い依存性があり、その依存性の強さは覚醒剤にも匹敵するほどと強力と言われています。このため一時的にはリラックスしたように感じますが、時間が経つと神経が過敏になり、次のニコチンを求めるようになります。そうして次にニコチンを摂取するまでの間隔が短くなっていき、量も増えていく事になるのです。またニコチンは胃酸の分泌を促し、胃腸の粘膜に負担をかけたり、血管を収縮させるため、血圧を上昇させ、血管及び心臓への負担を増大させます。

続いてタールですが、これには発癌性があり、正常な細胞の合成を妨げます。少量なら問題ないように感じますが、ニコチンの作用により、摂取する頻度や量が増えていくため、いずれは細胞を傷つけるスピードが、修復するスピードを上回るようになります。また一酸化炭素は酸素の吸収を阻害するため、酸欠や貧血の原因になります。これにより心肺機能が低下、それに伴って運動量も落ち、基礎代謝が低下、タバコに含まれている成分の排出もスムーズにできなくなっていきます。尚、運動量が落ちれば、ストレスの発散方法が減り、かえって心身のストレスが溜まりやすくなる場合もあります。

ちなみにタバコにはこれ以外にも数十種類の有害物質が含まれているとされています。微量なら大した影響のない物質でも、ニコチンによる強い依存性によって長期間に渡って蓄積されていきます。またタバコはそれなりに値段がします。例えば1日1箱買っていて、1ヶ月や1年あるいはそれ以上続けていれば、相当な出費になっているはずです。その分、当然他にお金を回す事のできる量が減るため、生活習慣のどこかに、経済的な理由による何らかの制限が生まれている可能性があります。つまり「タバコを買っていなければ買えていたもの」が出ており、タバコを買っている事で、それを我慢するハメになります。タバコはそのストレスを生み出す一つの理由にもなります。