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ラベル 舌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年3月26日木曜日

舌の筋肉が弱いと歯並びが悪くなる?

通常、舌は、上にある歯の後ろ付近に、舌の先が少し触れる程度の位置になっていますが、何らかの原因で舌の筋肉が衰えると、この位置が不安定になる事があり、例えば何かを飲み込んだり、喋ったりする時、舌が歯に当たるようになります。1日2日程度では何の問題もありませんが、それを365日毎日続ける事では、歯にストレスが蓄積し、次第に歯が前や横にズレていきます。

特に成長期では、歯はもちろんの事、歯茎や顎なども一緒に大きくなっていきます。そのような骨格的に確定されていない状態でそれが起こると、歯並びが悪化したまま固定されてしまう事があります。成長期を終え、大人になって歯並びが悪化した後では、いくら舌の筋肉を鍛えたとしても、ズレた歯は二度と元に戻りません。それを治すには、保険適用外になる高額の歯列矯正を行うしかなくなります。

小さい頃から舌の筋肉をよく鍛えておくようにしましょう。そのためには、普段からよく喋り、普段からよく噛んで食べ、その上で、空いた時間に意識的なトレーニングを行うと良いでしょう。有名な方法としては、上下の歯の表面を、左から右、右から左と、舌でゆっくりと触れるトレーニングですが、単純に早口言葉を言ったり、大きな声で歌ったりするのもトレーニングになります。
2018年6月16日土曜日

何故味が分かるの?

味を感じるための感覚器は人間では舌の上に存在し、特に「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「旨味」の5つの味を別々に認識する事ができると言われています。その他にも口内への物理的な刺激(カプサイシンなどによる辛味、タンニンによる渋味の他、アルコール・炭酸・などによる刺激)、温度による刺激、舌や歯触りなどの感触による刺激、喉を通る際の感触、匂い、音、色や見た目などを加え、それらを総合的に判断する事で味として認識(このため目や鼻を塞いで食べると味が分からなくなる事がある)しています。尚、実は味を感じるための受容器は舌だけにある訳ではありません。喉の奥にある軟口蓋(鼻腔と口腔を隔てている)や食道の上部などでも味を感じる事ができます。これは「ノドゴシ」ではなく「後から来る味(食べた後の余韻)」です。

舌は喉にある筋肉が独自に発達したものであり、非常に神経が密集しています。実際に舌で歯を触れてみると一本一本を確認する事ができ、繊細な感覚を持っているという事がよく分かると思います。表面には「味蕾」と呼ばれる受容器があり、ここに分子が結合し、その刺激が電気信号へと変換されて脳へ伝えられます。例えば甘味は果糖やブドウ糖などの糖質、酸味はクエン酸などの酸性の物質、塩味は塩化ナトリウム、苦味はカフェイン・カテキン・クロロゲン・ニコチンなど、旨味はグルタミン酸などのアミノ酸が影響していると言われています。よってそれらが多いものを口の中へ入れるとその味が強くなります。

尚、味蕾の数は年齢が若いほど多く、年齢を重ねるほど減っていくと言われています。これは舌は新陳代謝が非常に活発で、代謝の低下による影響を強く受け易いからです。例えば子どもではピーマンを苦く感じ、酷く嫌がりますが、大人になるとピーマンのような苦いものも食べれるようになります。これは大人よりも子どもの方が味蕾が多く、苦味に対して敏感だからです。年齢を重ねるとビールを美味しく飲めるようになるのもこのためです。

ちなみに例えば「醤油+プリン=ウニ」のように複数の食べ物を口に入れて別の味に感じられるのは、醤油とプリンに含まれる味をもたらす成分だけでなく、食感などもウニと似ているからです。その他では「たくあん+牛乳=コーンスープ」「キュウリ+ハチミツ=メロン」「ミカン+醤油+海苔=イクラ」などがあります。ただし前述のように味というのは舌だけで判断される訳ではないので、舌に触れる成分は似ていても匂いや食感などが違えばその味に感じられない事があります。もし試す方は自己責任で(笑)