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2020年2月10日月曜日

筋トレをしたら足や腕が太くなる?

何故太ももの筋肉が太くなりやすいのかと言えば、それは太ももに体重がかかりやすく、意識的に鍛えていなくても元々筋肉が太いからです。また二の腕に関しても何故太くなりやすいのかと言えば、腕は日常的に動かす事ができるよう元々筋肉が太くなっているからです。何が言いたいのかというと、筋肉が大きく太くなるためには条件があります。それは「筋肉に対して一定以上を与える」事と「その負荷に慣れる必要のある環境に身を置く」事です。よって単純に「普段味わっていないような大きな負荷与える」というような習慣が、長く続かなければ筋肉が大きくならない訳ですから、運動を行って腕や足が太くなるのが嫌だと考えるのであれば、それを意識した筋トレを行えば良いだけです。

例えば太ももの筋肉を鍛える方法として「スクワット」があります。スクワットは立った状態で行うため、太ももの筋肉に自分の体重がかかります。自分の体重が60kgなら60kgの負荷ですから、そう考えるとそれなりに大きな負荷です。そのような負荷で筋トレを継続すれば、その負荷に耐えられる程度にまで、筋肉はそれなりに太くなるでしょう。一方、例えば座った状態や寝た状態で、そのまま太ももの筋肉に刺激を与えるような筋トレを行えば、その負荷はかなり小さく抑える事ができるはずです。そうして負荷を抑えれば筋肉が太くなる事はなくなりますし、運動が苦手・嫌いな人でも続けられそうですよね。すなわち足や腕が太くなるのは、筋トレのやり方の問題であって、必ずしも「筋トレ=太くなる」とは限りません。

またこれは逆の発想で「腕や足以外の筋肉を敢えて鍛える」という方法もあります。例えば太ももの筋肉を鍛えて太ももが太くなったら、それ以上にお尻の筋肉を鍛えて大きくすれば、視覚的な効果で太ももが太く見える事は少なくなります。またそうしてお尻が大きくなったら、今度はお腹や腰回りにある筋肉を鍛えて引き締めてあげれば、お尻が大きく見える事もなくなっていきます。更にその上で背中全体、肩・肩甲骨周り、胸などの筋肉を鍛えてあげれば、他が大きくなった事で腕の細さを強調する事ができます。何が言いたいのかというと、太ももだけが太く見えたり、腕だけが太く見えたりするのは「全身の筋肉がバランス良く鍛えられていない」からではないでしょうか。

更に大きな筋肉ほど生み出す事のできる熱の量も多いので、鍛えてあげれば基礎代謝が上がります。その上で睡眠や食事を注意しホルモンバランスを整えれば、全身の糖及び脂肪の蓄積も抑える事ができ、激しい運動を行わなくても自然と二の腕や太ももにある脂肪は減っていきます。また運動を行う事では水分代謝も改善されます。それにより水が溜まって腫れぼったくなるという事も減り、脂肪を落とそうとするよりも細く見えるようになります。筋トレを太くなる事を理由に敬遠するのは、他に楽して痩せたい方法を探しているように見えます。毎日積み重ねれば回り道にはなりますが大きな苦労をしなくても自然に痩せていくと思います。

ちなみに「太くなる」とは言いましたが、自分の体重だけを使ったトレーニングだけでは、そこまで足や腕が太くなる事はありません。例えば腕立て伏せだけで腕が太くなると思ったら大間違いです。まぁ肩の筋肉に関しては自分の体重だけで鍛える事が難しいので、腕だけ鍛えて肩が疎かになっていて、バランスが悪く、腕だけ目立つというような事はあり得ますが、言うほど腕が太くはならないでしょう。一方、スクワットに関しては体重のある人ほど負荷が大きくなりますが、それでもやはりボディビルダーのような太さにはなりません。それよりも水分代謝が崩れ、浮腫による腫れぼったさの方が大きいと思います。