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ラベル 身長 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年3月30日月曜日

牛乳をたくさん飲んでも身長は伸びない?

牛乳は一般的に身長を伸ばす飲み物として知られています。これは牛乳に豊富に含まれているカルシウムが、骨を作るために必要不可欠なミネラルだからです。しかし骨はカルシウムだけでは作る事はできません。特に骨の芯の部分にはコラーゲンという蛋白質があります。つまりコラーゲンがなければ骨は作れません。尚、牛乳にも蛋白質は含まれていますが、肉や魚と比べるとその量は少なく、牛乳だけでは蛋白質は不足します。

またカルシウムはそのコラーゲンの上にありますが、その吸収を促すにはビタミンDやビタミンKが必要です。ビタミンDやビタミンKは牛乳には含まれている量が少ないため、牛乳を飲むだけではカルシウムを効率良く吸収できません。更に骨にはカルシウムだけでなく、リン、マグネシウム、ナトリウム、マンガンなど、様々な種類のミネラルが含まれています。いずれも牛乳では含まれている量が少ないため、牛乳だけでは骨は効率良く作れません。

その他、牛乳には乳糖と呼ばれる特有の糖が含まれています。この乳糖、実は消化を行う事ができる消化酵素の活性が人によって異なり、上手く分解できない人では腸内環境を悪化させ、下痢の原因になる事があります。特に腸内では腸内細菌が代謝を補助するビタミンB群を合成し、体の中から補う事ができます。つまり牛乳によって腸内環境が崩れれば、ビタミンB群の合成量が減り、代謝が落ちてしまう可能性があります。その積み重ねが身長の伸びに悪影響する場合もあります。

ちなみに牛乳に豊富に含まれているカルシウムですが、牛乳以外からも摂取できます。例えば小魚類・甲殻類(丸ごと食べる事ができるもの)や海藻類が代表的です。カルシウムを摂取しようとして牛乳をガブ飲みするのではなく、一部をそれらに置き換えるようにしましょう。またビタミンDは紫外線・キノコ類・魚類から、ビタミンKは緑色野菜から、マグネシウムは大豆やナッツ類から補給できます。牛乳は水分のため、そればかりを飲む事で、他が疎かになる事があります。これらを合わせて食べるようにしましょう。その意味では牛乳よりもチーズの方がオススメです。
2020年3月22日日曜日

身長を伸ばすためにはメラトニンを分泌させると良い?

メラトニンは睡眠に関わる重要なホルモンであり、心身に睡眠へ入るための準備を促し、心身を深い睡眠へと誘い、休める役割があります。このためメラトニンが分泌されていれば、単純に睡眠が深くなり、心身がよく休めるようになります。またメラトニンの分泌は太陽が沈む頃にちょうど促され、太陽が昇る頃には分泌が減っていきます。このためメラトニンは体内時計のような役割も果たしており、生活習慣に規則的なリズムをもたらします。

そして何故そんなメラトニンが身長の伸びに関係しているのかについてですが、メラトニンにはこの他に「性成熟を抑制し、早熟を抑える役割」も持っています。思春期以前においてはこれが分泌される事で、思春期を迎えるのを遅らせる事ができます。特に思春期には身長が大きく伸びますが、その思春期が終われば身長の伸びはピタッと止まります。つまり思春期を迎える時期を遅らせ、緩やかに迎える事ができれば、結果として思春期を終える時期も遅れるため、身長が伸びる期間を伸ばす事ができるという事です。これにより最終的な身長の結果が良くなる可能性があります。「寝る子は育つ」とよく言いますが、これには「睡眠時間」ももちろん大事ですが、「毎日の規則性」が重要になるでしょう。

ちなみにこのメラトニン、昼間に分泌されるセロトニンがきっかけになります。特にセロトニンは太陽の光を浴びる事で分泌が促され、心身を活性化させ、精神状態を安定化させる役割があります。つまりメラトニンを分泌させるためには、昼間に太陽の光を十分に浴び、単純に「楽しい事をして心身をよく動かす」事が重要になります。またセロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンから合成されます。つまり肉、魚、卵などといった動物性の食品を食べる必要があります。更にアミノ酸の代謝にはビタミンB6も必要です。ビタミンB6も動物性の食品に多い他、実は腸内細菌によって補う事ができます。つまり腸内環境を改善するような食習慣及びストレスコントロールも、結果としては身長の伸びに大きく関係しています。
2017年9月16日土曜日

筋トレをすると身長が伸びなくなる?

筋肉に負荷を与えて筋肉の細胞が傷つくと、傷つく以前を上回るようにして修復が行われます。これによって筋肉は大きくする事ができるのですが、実は筋肉を修復する際には成長ホルモンの分泌が促進されます。また無酸素運動をする事によって作られる乳酸も、成長ホルモンの分泌のきっかけになると言われています。つまり筋トレに限らず筋肉を動かす事はむしろ成長ホルモンの分泌を促し、身長を伸ばすためのサポートになる可能性があるのです。

では何故「筋トレ=身長が伸びない」というイメージがついているのかについてですが、例えばモデルの人は足が長く見えると思います。あれは何故かというともちろん物理的に膝から下の骨が長い事も理由の一つですが、第一に足が細いという事が足を長く見せるための条件になっている訳です。よって逆にふくらはぎや太ももの筋肉を鍛えて太くすると、例え足の長い人でも足を短く見せる事ができるようになります。それによって必然的に身長も低く見えてしまいます。また身長が低い人の方が筋肉を鍛えた際の「筋肉と筋肉の境界」を目立たせる事ができます。その視覚的な効果はボディビルダーの大会でも見る事ができ、例えば日本のトップクラスのボディビルダーはその多くで身長が160cm台、高くても170cm前後だったりします。つまり日本人のマッチョはみんな身長が低く、また筋肉を大きくした事で身長が低く見えるので「身長が低い=マッチョ」というイメージが付いているのだと思います。もちろん筋トレを行う理由は様々で、見た目のコンプレックス(身長など)から筋肉を鍛えるという人もいると思います。

しかしそれらは全て視覚的な効果です。ここからは筋トレが実際に身長の伸びを悪化させてしまう理由を考えてみます。特に問題なのは「同じ成長ホルモンである事」「運動量に限らず他が疎かになっている事」「大きな負荷を与えて骨を痛めてしまう事」「運動前後のケアを怠る事」だと思います。

成長ホルモンというのは人によって分泌量に個人差があり、容量は限られている訳です。つまり身長を伸ばすために必要な成長ホルモンが筋肉の成長に取られてしまえば、身長の伸びが悪くなる可能性はあると思います。もちろん筋肉を成長させる際に成長ホルモンは増えるので、例えば高負荷を与えるような激しいトレーニングを行っているのに栄養が不足していたり睡眠が疎かになっている場合などに限られると思います。しかしその可能性はゼロではありません。また大きな負荷を伴うトレーニングでは筋肉はもちろん骨や靭帯などを痛める事があります。その怪我によって骨にある骨端線を損傷した場合、正常に骨が伸びなくなる事があります。更に、トレーニング後は疲労物質の蓄積が懸念されるため、ストレッチ・マッサージ・アイシング・睡眠・栄養摂取などを怠ればその怪我のリスクを高める事になります。怪我をしていて運動ができない期間が長くなれば、それも身長の伸びを悪くする原因になる事もあり得るでしょう。