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2020年3月22日日曜日

身長を伸ばすためにはメラトニンを分泌させると良い?

メラトニンは睡眠に関わる重要なホルモンであり、心身に睡眠へ入るための準備を促し、心身を深い睡眠へと誘い、休める役割があります。このためメラトニンが分泌されていれば、単純に睡眠が深くなり、心身がよく休めるようになります。またメラトニンの分泌は太陽が沈む頃にちょうど促され、太陽が昇る頃には分泌が減っていきます。このためメラトニンは体内時計のような役割も果たしており、生活習慣に規則的なリズムをもたらします。

そして何故そんなメラトニンが身長の伸びに関係しているのかについてですが、メラトニンにはこの他に「性成熟を抑制し、早熟を抑える役割」も持っています。思春期以前においてはこれが分泌される事で、思春期を迎えるのを遅らせる事ができます。特に思春期には身長が大きく伸びますが、その思春期が終われば身長の伸びはピタッと止まります。つまり思春期を迎える時期を遅らせ、緩やかに迎える事ができれば、結果として思春期を終える時期も遅れるため、身長が伸びる期間を伸ばす事ができるという事です。これにより最終的な身長の結果が良くなる可能性があります。「寝る子は育つ」とよく言いますが、これには「睡眠時間」ももちろん大事ですが、「毎日の規則性」が重要になるでしょう。

ちなみにこのメラトニン、昼間に分泌されるセロトニンがきっかけになります。特にセロトニンは太陽の光を浴びる事で分泌が促され、心身を活性化させ、精神状態を安定化させる役割があります。つまりメラトニンを分泌させるためには、昼間に太陽の光を十分に浴び、単純に「楽しい事をして心身をよく動かす」事が重要になります。またセロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンから合成されます。つまり肉、魚、卵などといった動物性の食品を食べる必要があります。更にアミノ酸の代謝にはビタミンB6も必要です。ビタミンB6も動物性の食品に多い他、実は腸内細菌によって補う事ができます。つまり腸内環境を改善するような食習慣及びストレスコントロールも、結果としては身長の伸びに大きく関係しています。