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2020年3月17日火曜日

サウナ・・・ダイエット効果はある?

サウナでは高室温・高湿度の環境に身を置く事で、大量の発汗を促す事ができます。発汗は体の表面から水分を排出し、それと一緒に熱を逃がす事で、体温を下げています。これは自律神経によって行われるため、サウナではその機能を刺激する事ができます。また汗の水分は血液中に含まれている水分が元になっており、汗をかくために血管が拡張され、血流が促されれば、皮膚へ供給される血液及び水分の量も増える事になります。このためおそらく美容にも効果があると思われます。その他、汗として水分が排出される事では、下肢などの水分代謝が促されます。それによって浮腫なども改善できると思われます。

ただしそうして汗をかくためには、当然その供給源となる水分がなければなりません。また水分はナトリウムと一緒に排出され、その際にはカリウムが取り込まれます。そのため汗をかく前に、必ず水分とミネラルを補給し、また終えた後も必ず水分とミネラルを補給しなければなりません。単に汗をかいて水を出すという事に固執し、それを怠ってしまうと脱水や乾燥を招くだけであり、逆に健康を害してしまう可能性があります。

すなわち「ずっと水分を断つ訳にはいかない」ため、サウナによる水分排出の効果はあくまで一時的なものと考えるべきです。サウナを自律神経を刺激し、体温調節機能を改善する目的で利用するなら、効果はあるでしょうが、浮腫などを目的にして利用する場合、根本的な原因を改善しない限り、やはり一時的な効果にしかなりません。サウナを利用するだけで健康になれるなどと安易に考えないようにしましょう。これは他の「汗をかく行動」も同じ事です。