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2020年3月19日木曜日

寝る前スマホで睡眠の質が低下?ブルーライトは目に悪い?

睡眠前にブルーライトを含む光が目に入る事で、睡眠の質が低下したという研究結果があります。実は睡眠を行う前、心身は睡眠に入るための準備を行っています。その準備を促す作用を持つのがメラトニンというホルモンで、ブルーライトを含む光が目に入ると、自律神経が刺激され、メラトニンの分泌が悪くなると言われています。これにより睡眠の質が悪くなるようです。

ただしこれはブルーライトが原因なのではなく、単純に目から強い光が入り、脳が刺激される事が原因だと思われます。また脳を刺激するのは光だけではなく、耳から入る音、食べ物などの匂いや味なども、脳を刺激し、場合によっては睡眠の質を低下させる事が考えられます。よって光だけのせいではありません。寝る前に色々すれば睡眠に入りにくくなるのは当たり前です。

またブルーライトが視力を低下させるという研究結果は存在しません。そもそも青い光は太陽の光にも含まれているものであり、それを反射する地面などにも含まれているものです。自動車を運転中にも浴びていますし、何なら普通に外を歩いているだけで浴びている訳です。更に言えば室内だって蛍光灯、LED電球、発熱電球などからもブルーライトは発せられ、明るい室内ならほぼ当たり前に浴びています。光を浴びる事によって視力が低下するとすれば、パソコンやスマホの画面だけではなく、これらのような「どのような環境で視力が低下しやすいのか」という事を全て調べる必要がありますが、何故かパソコンやスマホの光ばかり悪く言われます。何なら太陽光による紫外線のダメージの方が大きいはずです。

また特にブルーライトにおいては、とりわけパソコンやスマホばかり言われます。しかしブルーライトは例外なくテレビからも発せられています。パソコンやスマホの画面を見て視力が低下するとすれば、テレビや映画を見る事で視力が低下する可能性もありますが、何故かそれを言う人はいませんよね。長時間、目を使う習慣が積み重なれば、誰だって視力は低下していきます。結局「パソコン、スマホ、ゲームなどを長時間させないための理由(テレビ、映画、新聞、本に触れる時間を増やして欲しいから、一方的に悪者にしている)」にしたいだけなのです。