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2020年3月18日水曜日

ストレッチを行う事で関節が緩くなる?

ストレッチでは筋肉を一定時間伸ばし続けます。しかしあまりに長時間伸ばし続けたり、力強く伸ばしてしまうと、腱や靭帯など「本来伸ばしてはいけない組織」も一緒に伸ばされてしまう事があります。腱や靭帯は一般的には強固な組織ですが、生まれつき組織の構造が柔らかい人もいます。そのためストレッチの継続によって、それらの組織にダメージが蓄積していき、いずれは関節の固定が不安定になってしまう場合があります。正座を毎日続けて膝が緩くなるのと同じ理屈です。それが逆に怪我に繋がる事もあり得なくはない事です。

これを防ぐためには1回で行うストレッチの時間を短くし、力加減を調節して、それを毎日続けるようにしましょう。尚、そうすると「伸ばしている感じ」がしませんが、そもそも筋肉の柔軟性を高める方法は、伸ばすようなストレッチだけではありません。「動かす機会を増やして血流を改善する事」こそ、柔軟性を高めるためには重要な事です。伸ばすようなストレッチも大事ですが、単純にその筋肉を日常的によく動かすようにしましょう。