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2020年3月29日日曜日

レム睡眠の時に起きると目覚めが良くなる?

睡眠には浅い眠りで脳が寝ていないレム睡眠と、深い眠りで脳が寝ているノンレム睡眠があります。そのようにノンレム睡眠では脳が寝ているため、その時に起きてしまうと、脳や体が眠りから覚めるまでに時間がかかり、目覚めが悪くなります。一方、レム睡眠は脳が寝ていないため、その時にちょうど起きる事ができれば、目覚めが良くなり、脳や体の始動も早くなります。

では、どのようにすればレム睡眠の時に起きる事ができるのかというと、レム睡眠は実は規則的に繰り返されていると言われています。個人差があるため、一概には言えませんが、だいたい1時間半ごとにレム睡眠が繰り返されていると言われているので、朝起きる時間から1時間半ずつ遡って、寝る時間を決めると良いでしょう。ちなみにレム睡眠の中にも浅いレム睡眠と深いレム睡眠があり、ノンレム睡眠にも浅いノンレム睡眠と深いノンレム睡眠があります。なので、目覚めの良いタイミングが「1時間半ピッタリ」とは限りません。

例えば午前7時に起きるとすれば、トータルの睡眠時間が9時間になる午後10時に寝る事で、ちょうどレム睡眠の時に起きる事ができます。もしそれで目覚めが悪ければ、10分ずつ増やしたり減らしたりしてみて、各自調節すると良いでしょう。尚、朝起きる時に太陽の光を浴びるようにすると、より目覚めが良くなります。これは太陽の光によってセロトニンが分泌され、心身が活性化、逆に睡眠に必要なメラトニンの分泌が抑えられるからです。

一方、それでも目覚めが悪い場合、睡眠の質そのものが悪くなっている可能性があります。睡眠中の環境(音、光、室温・湿度、匂い、埃、ベッド・布団・枕等)を整えたり、鼻通りを良くする事、呼吸に関わる筋肉を鍛える事、睡眠に入る前に脳を刺激しないようにする事、あるいは昼間に太陽の光を浴びたり、楽しい事や面白い事をして、心身をよく動かすと共にストレスを管理しましょう。特に心身へのストレスや、運動の継続による全身の筋肉の柔軟性は、睡眠中の寝相に大きく関係していると言われています。つまり昼間の行いも睡眠の質に繋がりますから、睡眠習慣以外の改善も重要です。