ビタミンCには強い抗酸化作用がある事で知られています。特に活性酸素は蛋白質や脂肪を酸化させ、その機能を低下させますが、ビタミンCはそれを抑えてくれます。またビタミンCはコラーゲンの合成に関与しており、その機能・構造を維持するためにも必要です。更にビタミンCは白血球に取り込まれ、免疫細胞を活性化させるなどの作用があると言われています。そのため白血球が大量に消費された場合、ビタミンCの必要量が増える事になります。おそらく「ビタミンCが風邪に効く」と言われるのはこれが理由になっています。
ただしビタミンCは水溶性であり酸化されやすいため、体の中に長期間蓄えておく事はできません。そのため風邪になるならない以前に、あるいは美容になるとか以前に、毎食時にビタミンCを摂取し、それを毎日続ける事が重要になります。
ダイエット・食事・栄養・運動・筋トレ・睡眠・健康法など、世の中で当たり前とされている事の中でも、特に「間違って理解されている事」について管理人独自の視点でまとめています。