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2020年3月25日水曜日

プロテインを飲むと太る?

プロテインの原材料はオーソドックスなものなら牛乳に含まれている蛋白質です。蛋白質は1g当たり4kcalのエネルギーがあり、プロテインは一食分でだいたい20~25g程度の蛋白質を補給できるものが多いです。すなわち蛋白質以外の不純物が少ないプロテインの場合、だいたい80~100kcalぐらいのカロリーがあります。

また糖も蛋白質と同じく1g当たり4kcalあります。例えばプロテインダイエットと言われるようなダイエット法では、糖の含まれている食品をプロテインに置き換えたりします。この場合、単純に「20g以上の糖質を含む食品」と置き換える事ができれば、プロテインの方が糖質もカロリーも少なくなります。更に脂肪は1g当たり9kcalあります。脂肪の場合、「10g前後以上の脂肪を含む食品」と置き換える事ができれば、プロテインの方がヘルシーになります。すなわちこれが逆になれば、当然プロテインの方がカロリーが多くなります。蛋白質も余剰分はエネルギーになる事ができるため、そのようなプロテインの利用方法では、新たな脂肪の蓄積に繋がる可能性はあります。

ただしプロテインを毎食時(1日3回)に利用したとしても、合計で300kcal程度にしかなりません。そもそも基礎代謝だけでも、低くて800~900kcal程度ある人が殆どです。それで「脂肪が増えていく」というのは、食習慣以外に原因があると思います。プロテインを利用する前に、その意識を改めるべきでしょう。