メッセージボード

※当ブログを応援して頂ける方はクリックだけでもお願いします→通販サイトAmazon

2020年3月16日月曜日

そもそもピーマンは何故苦い?

ピーマンにはポリフェノールの一種であるクエルシトリンなどが含まれています。このクエルシトリンは抗酸化作用を持っていますが、一般的にポリフェノールは渋味の元になるものが多く、高濃度のクエルシトリンがあると渋味を感じます。一方、ピーマンには独特の香りをもたらすピラジンという成分が含まれており、これがクエルシトリンの渋味と合わさる事で、苦味に変化していると言われています。

ちなみにピーマンにはビタミンCが豊富に含まれている事で知られていますが、このクエルシトリンはこのビタミンCの酸化を抑える事ができます。このためピーマンは他のビタミンCを豊富に含む食品よりも、ビタミンCを効率良く摂取できると言われています。特にビタミンCが豊富なのが赤ピーマンと黄ピーマンです。毎日食べると良いでしょう。尚、より効率良く摂取したい場合、生食が基本です。酸化に強いため、他の食品によりも加熱に耐えられますが、やはり高温・長時間の加熱では酸化してしまいます。新鮮なものを生のまま細かく刻んで食べると良いでしょう。