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2020年3月17日火曜日

筋肉を鍛えると血糖値が下がる?

筋肉はエネルギーとして「グリコーゲン」という物質を一定量蓄えておく事ができます。このグリコーゲンはブドウ糖から体内合成される糖の一種で、特に瞬発的に大きな力を発揮するような運動において、短時間で爆発的に消費されます。そうしてグリコーゲンを消費した後、次の運動に備えるために、再び筋肉グリコーゲンを蓄えようとします。この時、実は以前よりも貯蔵量が上がると言われています。

またグリコーゲンを大量に消費するような運動では、筋肉に大きなストレスがかかります。運動後に休息をしっかりと取る事で、筋肉が次のストレスに耐えようと細胞が肥大化します。これによって筋肉が大きくなる事でもグリコーゲンの貯蔵量は上がります。つまり筋肉を鍛えれば、そうしてグリコーゲンの貯蔵量が上がっていき、筋肉が糖の逃げ道になる訳です。それによって血糖値の急上昇を抑える事ができます。

血糖値を下げようとして食事の糖を制限する人は多いです。しかし運動をすれば糖を極端に制限しなくても血糖値は下がります(自分の必要量に見合った量に管理する事は必要)。どちらが心身にとって健康的でしょうか。