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2020年3月17日火曜日

トルマリン・・・そもそも効果ある?

トルマリンは元素の一種ではなく、自然界に存在する「ケイ酸塩鉱物」という鉱物の一種です。このケイ酸塩鉱物には様々な種類があり、全体として加熱していくと電気を帯びる性質を持っていると言われています。特にそうして「トルマリン」と聞くと、大抵はあの青白くて丸い石というイメージがあると思います。しかし実際には、鉱物を構成する元素によって、色、形、性質などが大きく異なり、青い色以外のトルマリン、丸くないトルマリンも当然存在します。これは例えばダイヤモンドに無色透明以外の色、サファイヤに青色以外、ルビーに赤色以外が存在するのと同じで、別に不思議な事ではありません。

ただ、トルマリン自身は何も発してはいません。磁力も、放射線も、何らかのイオンも、何も発生させていないのです。また多種多様な色をしているトルマリンで、色によって何か発する物質が変わるとか、そういう事もありません。トルマリン単体では何の効果もないのです。おそらくトルマリンを利用する事で得られる効果の多くは、その効果を強く信じ込む事によって、実際にはない効果が現れたり、別の事が原因による何らかの効果が現れて、それをトルマリンの効果と勘違いしてしまう事による「プラシーボ効果」が大きいと思われます。信じるべき対象を間違えるべきではありません。