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2020年3月12日木曜日

腕立て伏せをするだけでは腕は太くならない?

「腕立て伏せ(プッシュアップ)」という筋トレでは腕の裏側にある上腕三頭筋や胸にある大胸筋、更には背中にある僧帽筋や広背筋などの筋肉を鍛える事ができます。しかしいわゆる「力こぶ」のところにある上腕二頭筋にはあまり刺激が入りません。このため腕立て伏せは「腕を太くするトレーニング」としては実はあまり適していません。

またそもそも何故筋トレをすると筋肉が大きくなるのかについてですが、これは筋肉へ大きなストレスを与える事で、そのストレスから自分の身を守ろうとして、筋肉の細胞を肥大化させています。この点から言うと、自分の体だけを使って行う腕立て伏せは、そもそも筋肉へ与えるストレスが小さいです。そのため単に腕立て伏せを繰り返すだけでは、効率的に筋肉の肥大が起こららない可能性が高いです。何十回と回数を重ねられるのは、1回1回のストレスが小さいからです。筋肥大を起こしたいのなら、1回1回筋肉に対して大きなストレスを与えられるようなトレーニングが必要です。

もし腕を太くしたいと考えるのであれば、ダンベルを使ったアームカールやハンマーカールを行って上腕二頭筋を鍛えると良いでしょう。またダンベルを使ったフレンチプレスを行って上腕三頭筋も一緒に鍛えていきましょう。オーソドックスな方法としては、1セットギリギリ10回前後になるような重量を扱い、それをインターバルを挟んで2~4セット行う事です。これを1~2日おきに行い、食事と睡眠が十分であれば、数ヶ月後には腕は太くなっています。その上で、変化をつける目的で、腕立て伏せなど他のトレーニングを取り入れると良いでしょう。