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ラベル カリウム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020年3月13日金曜日

ニンジンを食べると目が良くなる?

ニンジンにはβ-カロテンとカリウムが豊富に含まれています。β-カロテンはビタミンAの一種で、人体では眼球に存在する視細胞の構成要素になっています。そのため人体にとって必須で、必ず食事から摂取し続けなければなりません。またβ-カロテンには強い抗酸化作用があります。過剰な活性酸素の増殖による酸化は、蛋白質の合成を妨げたり、脂肪を酸化させて、組織の機能を低下させます。β-カロテンはその酸化を制御する役割があり、新陳代謝が活発な組織、例えば目など粘膜の健康維持に必要になります。

またカリウムには細胞内外の水分量を調節する役割があります。細胞内外では濃度の違いによって様々な反応が起こり、濃度が低い場所から高い場所に向かって物質が移動する事ができます。カリウムがないとこの物質の移動がスムーズでなくなり、組織の機能が低下します。特にカリウムは細胞内の水分をナトリウムと共に外へ排出する事ができるため、不足すると水分が溜まり、浮腫や高血圧の原因になると言われています。これは当然目の健康維持にも繋がっています。

しかしβ-カロテンやカリウムには「物理的に視力を向上させる効果」はありません。加齢や生活習慣の積み重ねによる「組織へのダメージの蓄積」を遅らせる事はできるかもしれませんが、摂取したからと言って、すぐに目が良くなったりする事はあり得ません。なので、ニンジンには目を良くする効果はありません。
2018年4月24日火曜日

野菜を食べると体が冷える?

ミネラルの一種であるカリウムは体内にあるナトリウムと一緒に、余分な水分を体の外へ排出する作用があります。体の中に存在する水分というのは体温を決定する要素の一つであり、水分量が多いほど体温は変化しにくくなり、水分量が少ないほど変化しやすくなります。これは例えばコップ一杯のお湯と温水プールの水ではどちらの方が温度が変化しやすいか?という事と同じです。つまり水分量が少ないほど体温は上下動しやすくなるため、カリウムによって水分が排出された状態で、仮に深部体温が下がったりあるいは自分の周囲の温度が下がった場合、その影響をモロに受けて大きく体温が下がってしまう事があるのです。

一般的に野菜類にはそのカリウムが豊富に含まれていますが、その中でも特に水野菜は水分も豊富に含んでいるため、その相互作用によって強い利尿作用があると言われています。よく知られている野菜では、例えばスイカ、ナス、トマト、キュウリなどが挙げられますね。これらを大量に食べると尿の量が増え、体温が下がりやすくなる事があります。おそらくこれが「○○を食べると体が冷える」事の原理でしょう。人によっては下痢をしてしまう場合もあるかもしれません。

尚、その作用はナトリウムを一緒に摂取する事でバランスを取る事ができるため、少し塩味をつけると良いと思われます。塩分と聞くと悪いイメージしかありませんが、ナトリウムは冬のような気温の低い時期では血圧・体温を保つための機能をサポートする事ができます。そもそもナトリウムはカリウムと共に、体温調節や筋肉の収縮などになくてはならないミネラルなので、過度な制限は健康を害するだけです。カリウムだけを意識的に摂取するのではなく、またナトリウムだけを過度に制限するのでもなく、そのバランスを考えましょう。