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2020年3月27日金曜日

ウェイトトレーニングで鍛えた筋肉は使えない?

ダンベルやバーベルなどを用いて行う、いわゆる「ウェイトトレーニング」によって鍛えた筋肉は、「使えない筋肉」と言われる事があります。しかしこれは大きな間違いです。

そもそも筋肉は脳からの命令で動きます。脳からの神経伝達が上手くできなければ、当然筋肉はスムーズに動いてくれませんが、それはウェイトトレーニングの実施方法の問題です。ウェイトトレーニングと言っても、単に大きな重量のダンベルやバーベルを上げ下げするようなトレーニング、あるいは一つの筋肉をピンポイントで鍛えるようなトレーニングだけではなく、小さな重量を用いて複数の筋肉を連動させ、神経を刺激する事を目的として行うトレーニングもあります。要は多種多様なトレーニングを行い、基本的な体の使い方を覚えれば良いだけの話です。

また人によっては筋肉が大きくなり、それに伴って筋力が大きくなる事で、大きな自信がつき、その筋力に頼った体の使い方になってしまう場合もあります。これは主に精神的な問題です。更に人によっては、普段から「大きな力を発揮する時、顎・首・肩・腕など、力を発揮する筋肉とは別の筋肉に力が入る」という癖がある人がいますが、それは小さい頃からの積み重ねによるものです。特にこれらは筋肉それ自体に原因がある訳ではありませんし、トレーニングの実施方法だけを改善しても、それらの部分は改善されない事があります。つまりトレーニングの実施方法以外にも原因はある訳で、それをウェイトトレーニングを避ける事の理由にするのはかなり極端だと思います。