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2017年4月6日木曜日

よく噛んで食べると痩せる?何故満腹になる?

これには「レプチン」というホルモンが関係しています。レプチンは簡単に言うと満腹感が得られるホルモンで、脂肪細胞から分泌されて脳に作用します。つまりレプチンは「糖や脂肪の多い食事」を摂る事で分泌する事ができ、だからこそそのような食事を取ると得られる満腹感は大きいという訳です。

一方でレプチンは実は「よく噛んで食べる」事によっても分泌させる事ができます。つまり糖や脂肪の多い食事ではなくても、よく噛んで食べる事で大きな満腹感が得られ、その結果自然に食事の量を減らす事ができるのです。それによってカロリー・糖・蛋白質・脂肪の摂取量が減れば、当然脂肪の蓄積を抑える事ができるでしょう。

しかし一般的な食事制限と一緒で、カロリーが制限されてしまうと筋肉を維持する事ができなくなります。筋肉が萎むと糖の代謝が悪化して糖が蓄積しやすくなり、脂肪へと変換される量が増えてしまいます。確かによく噛んで食べれば食事量は減らせますが、そういったデメリットも出て来るのです。自分の今の筋肉量及び基礎代謝量に合わせた食事量を心がけ、その上でよく噛んで食べるという事が重要です。よく噛んで食べても食事量を減らしてしまったら他のダイエットと何も変わらず、ひたすら顎が疲れるだけです。

ちなみによく噛んで食べると唾液が分泌されます。唾液にはデンプンを少し分解して吸収・消化しやすくする役割の他、歯や歯茎など口の中を清潔に保つ効果もあり、それにより虫歯・歯周病・口臭予防にも繋がると言われています。また小さい頃からよく噛んで食べるという食習慣続けていれば、成長過程で歯並びの改善にも繋がり、それは美容にも効果があります。