メッセージボード

※当ブログを応援して頂ける方はクリックだけでもお願いします→通販サイトAmazon

2017年7月22日土曜日

絶食・断食ダイエットって効果あるの?

食事を全く取らないという事は、外から糖・脂肪・蛋白質といったエネルギーが得られませんから、元々体に蓄えておいたエネルギーを使って生命活動を維持しようとします。それによって確かに蓄積していた糖や脂肪は燃えていくかもしれません。しかしエネルギーになるのは糖や脂肪だけではありません。蛋白質もエネルギーになります。筋肉は蛋白質ですから、蛋白質がエネルギーとして使われれば、当然筋肉は萎んでいく事になるでしょう。

筋肉の維持にはカロリーが必要不可欠です。カロリーが不足した際にはどうしても省エネ体質になってしまうので、筋肉はどんどん萎んでいき、基礎代謝は大きく低下します。確かに一時的には糖や脂肪を減らす事ができるかもしれませんが、逆に「糖や脂肪が燃えにくい体」になり、絶食や断食が終わった途端に元の体型、更には元の体型よりも肥満体型になってしまいます。

そもそも断食や絶食といった極端な食習慣は、一生続けられるものではありません。年金をもらうような年齢まで続けますか?とてもじゃないですが、そんな食習慣では長生きできません。腸内環境がどうとか窒素固定菌がどうとか言う人もいますが、それは極端な例です。そのような極端なダイエットは健康を害し、身だけでなく心も滅ぼします。何事も程々にすべきです。固定概念を持つべきではありません。