メッセージボード

※当ブログを応援して頂ける方はクリックだけでもお願いします→通販サイトAmazon

2017年8月12日土曜日

ミカンを食べると全身が黄色くなる?

ミカンには黄色の色素成分が含まれているため、それが手に触れるとまず手が黄色くなります。つまりミカンを手にして食べるほどどんどん手が黄色くなっていくきます。ただしこれはあくまで一時的なもので、時間が経てば自然にもとに戻ります。

一方、毎日大量に食べた場合、体の中から全身の皮膚が黄色くなっていく事があります。これを「柑皮症」と言うようです。これはミカンに含まれている色素成分「カロテノイド(β-カロテンやβ-クリプトキサンチン等)」によるもので、それが蓄積する事で全身の皮膚が変色します。個人差は大きいですが、1日数個程度を毎日食べるだけで黄色くなる人もいれば、数十個食べてようやく黄色くなる場合もあるようです。

ちなみにカロテノイドには様々な種類があり、β-クリプトキサンチンは橙、β-カロテンは黄、リコピンは赤、ルテインは黄、フコキサンチンは黄緑・・・といった感じです。これらの中でミカンに多いのはクリプトキサンチンで、おそらくそれによるものです。またリコピンはトマト、フコキサンチンは海藻類に含まれています。