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2018年4月14日土曜日

「豆知識集25」男性ホルモンと女性ホルモン

この記事では特に男性ホルモンと女性ホルモンについて扱っています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、この記事に書かれている事は私個人の意見であり、他の方の考え方を否定するつもりはありません。色んな考え方があって良いと思うので押し付けもしません。同調したい方のみ同調して下されば幸いです。
(記事作成日時:2017/5/3、最終更新日時:2018/4/14)


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★女性ホルモンについて

●女性ホルモンとは?

女性ホルモンには大きく2つに分けられ、特に「卵胞ホルモン(エストロゲン:エストラジオール、エストリオール、エストロン)」と、「黄体ホルモン(ジェスタージェン:プロゲステロン、17-ヒドロキシプロゲステロン、プロゲスチン)」があります。

この内で特に有名なのは「エストロゲン」ですね。エストロゲンは分泌されると心身に女性的な特徴が現れ、分泌量が増える事でその効果は強く現れます。例えば全身(特に胸)に脂肪が付きやすくなったり、体毛(髪の毛以外)が薄くなったり、声が高くなったり、肌や髪の毛が綺麗になったりします。また特にエストロゲンには、骨にある「骨端線(子どもの骨にしか見られないもので、骨を作る細胞が存在している軟骨組織の事)」を閉鎖させる役割があると言われています。これにより女性は男性よりも身長が伸びなくなり、また思春期中に伸びるのが止まるのも早くなります。

他、骨のカルシウム含有率にも影響を与えていると言われています。女性はいわゆる更年期を過ぎると女性ホルモンの分泌がガクッと落ちる事が知られていますが、その際に骨が脆くなる事があります。すなわち女性は男性よりも「骨粗鬆症になりやすい」という事が言えます。

●メラトニンによる女性ホルモンのコントロール

エストロゲンは「女性のみに存在する」と思っている人は多いですが、実は少量ながら男性にも存在するホルモンです。しかしその少量が重要な役割を果たしており、男性で女性ホルモンが正常に分泌されない場合、男性ホルモンの働きが強く出過ぎる事があります。

男性ホルモンの働きが強く出る事によって起こる症状としては、例えば体毛が濃くなったり、逆に髪の毛が薄くなったり、皮脂の過剰分泌によってニキビが増えたり、あるいは異常に性欲が強くなったり、精神的に不安定になるなどする事があります。よって男性でも美容や健康のためには「男性ホルモンと女性ホルモンのバランス」が重要になります。また最近では「草食系男子」という言葉もある通り、逆に女性ホルモンが優位に働く事で中性的な見た目に変化していく事があります。もしそのまま女性ホルモンが増えていくと、男性でもいわゆる「女性化」と言えるほどにまで体型や心が女性的に変化してしまう事もあります。

この男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを整えるために最も効果的なのは、やはり「規則正しい睡眠習慣」です。それに勝るものは他にありません。何故そう言い切れるかというと、規則的な睡眠習慣を送る事ができると「メラトニン」というホルモンが分泌されるからです。実はこのホルモンには「性成熟を抑制する」という役割があり、これが分泌されているとそれだけで性ホルモンの分泌バランスを整える事ができます。特に思春期中においては急激な性ホルモンの分泌はいわゆる「早熟」となり、性機能の未発達や低身長などの原因になる事があります。それを抑える意味でも睡眠習慣は重要です。

一方、女性においては女性ホルモンが分泌される事で脂肪の代謝が変化し、全身(特に胸)に脂肪がつきやすくなります。これは思春期以降の女性ではごく自然に起こる事であり、誰もそれに逆らう事は誰にもできません。しかし多くの女性はその見た目の急激な変化に耐えられず、無理なダイエットをしてしまいます。日本人の考える「ダイエット」というのはその殆どが「食事制限の事しか考えない方法」のため、ダイエットを行うとまず栄養不足が起こります。性ホルモンの分泌をコントロールするメラトニンの材料は、動物性食品に多く含まれる必須アミノ酸の一つ「トリプトファン」であり、また女性ホルモン自体はコレステロールつまり脂肪を材料にして作られています。ダイエットを行って極端に食事の量を減らしてしまうと、それらが不足する事があるのです。そうして「食習慣の乱れ→睡眠習慣の乱れ→ストレス耐性低下→昼間の活動量も低下」という流れになり、肉体的にも精神的にも不安定になってしまうでしょう。メラトニンはそれだけ重要なホルモンなのです。

●女性ホルモンの分泌量を増やすには

女性ホルモンの分泌を安定化させる事ができれば「極端に分泌量が増える」事はなくなりますが、「極端に分泌量が減る」という事も少なくなります。それによって相対的にではありますが、確実に女性ホルモンの分泌量は増やす事ができます。前述のように、規則的な睡眠習慣は女性ホルモンの分泌量を増やすために最も効果的な方法と言えると思います。

それ以外で女性ホルモンを増やす方法はやはり食事です。特に女性ホルモンは良質なコレステロール(脂肪)を材料に作られており、そのコレステロールの材料となるのは「必須脂肪酸」です。「脂肪」と聞くと太るのでは?と思ってしまいますが、必須脂肪酸は「体に必要不可欠な脂肪(体内では一から合成する事ができない)」の事であり、摂取しない方が健康を害してしまいます。尚、必須脂肪酸には「ω-3脂肪酸(αリノレン酸、DHA、EPA)」と「ω-6脂肪酸(リノール酸、γリノレン酸、アラキドン酸)」があり、そのバランスが良質な脂肪の形成を促します。

意識的に摂取すべき栄養素としては他に必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウムが挙げられます。これらはそもそも人間が健康を維持する上で必要不可欠な栄養素なので、摂取しておいて損はないでしょう。尚、美容ではビタミンCが有名ですが、ビタミンC自体に女性ホルモンの分泌を促す作用はありません。尚、これ以外ではボロン、ジオスゲニン(ヤムイモ)、イソフラボン等に女性ホルモンの分泌を促す効果があるとされていますが、高濃度の場合には過剰摂取のリスクがあります。女性ホルモンは増えれば増えるだけ良いという訳ではありません。分泌バランスを整えて自然に分泌させるのが理想的です。

ちなみにいわゆる「恋をする」という事でも、女性ホルモンの分泌を促す事ができるとされています(単純に性を意識する事による効果だと考えられるが、恋をするという事自体がストレスコントロールに繋がっている可能性がある。ストレスは性ホルモンの分泌バランスを崩す。)。たくさんの人と出会い、触れ合い、そして色んな事を勉強・経験する。それこそが一番の美容の秘訣かもしれません。




★男性ホルモンについて

●男性ホルモンとは?

男性ホルモンは「アンドロゲン」の事であり、このアンドロゲンはテストステロン、デヒドロテストステロン(DHEA)、アンドロステロンの総称の事です。特にその中では「テストステロン」がよく知られています。

テストステロンが分泌されると心身に男性的な特徴が現れ、分泌量が増える事でその効果は大きく現れます。例えば全身の筋肉が「成長しやすく(筋トレによる効果が出やすくなる)」なったり、性欲を感じたり、体毛(特に髪の毛以外)が濃くなったり、声が低くなったりします。女性ホルモンのように骨端線を閉鎖させる作用はありませんが、分泌量が増えると人によっては過剰に皮脂が分泌されてニキビが増えたり、髪の毛が薄くなったりする事もあります。その分泌をコントロールするためには、やはり前述したように規則的な睡眠習慣を続ける事によってメラトニンを分泌させる必要があるでしょう。

●男性ホルモンは女性にも存在する

そんなテストステロンも「男性のみに存在する」と思われていますが、もちろん女性にも存在するホルモンです。例えばトップレベルのスポーツ選手になると、女性でも男性ホルモンが優位に働いて「男性化」する事があり、男性ほどではありませんが筋肉が付きやすくなったり、体毛が濃くなったり、闘争心溢れるような性格になる事もあります。

一方で、そうしてスポーツを本格的に行っていた女性が急に引退すると、今まで分泌されていた男性ホルモンが減り、抑えられてきた女性ホルモンが優位に働くようになる事があります。女性がスポーツを引退した後、急に綺麗になったように見える事がありますが、おそらくこれがその理由の一つとして考えられます。特に思春期以前にスポーツを本格的に行っていた人が、思春期を境にスポーツを辞めた場合、それが顕著に起こる事があり、人によっては胸が急に大きくなったりなど外見に明らかな変化が出る人もいるようです(有名人のエピソードから)。

●性に対する異常な興味・関心はホルモンバランスを悪化させる

思春期前後におけるホルモンバランスの急激な変化には睡眠習慣の改善が最も効果的です。しかしいくら規則正しい生活習慣を続けていても、思春期以前から「性に関する興味」が強く出てしまうと、自ら思春期へ向かってしまいます。

例えば女性は小学校高学年からいわゆる「大人びる」ように見えますが、これも異性への関心が原因です。女性は同性同士で同調しやすく、女性が集まると異性に関する会話(恋愛関係や人間関係などの情報交換)を交わしやすくなります。いわゆる「女子会」なんかはまさにその象徴であり、女性は男性と比べると、同性同士で性に関する会話をする機会が多いのです。女性同士で「性に関する会話」を通じて情報交換を繰り返す事では、自然に性に関する知識を増やす事ができ、実はそれが「性教育」の役割も果たしています。ですのでそれを一概に悪いと決め付ける事はできませんが、前述したように女性では女性ホルモンが早々に骨端線を閉鎖させてしまうため、思春期以前から性に関する強い関心を持つと思春期が早まり、身長の伸びを悪くしてしまう(当然足も短くなるし、急激に思春期へ向かう事で脂肪の代謝も悪化する)可能性があります。

一方、男性が性に関する興味を持つのも女性と同じく小学校高学年からです。男性は女性よりも思春期を迎える時期自体は遅いのですが、性に関する興味を持つ時期は女性とそれほど変わりません。しかし一番問題なのは男性の殆ど性に関する知識を「からかい」から得るという点です。この点に関しては女性と徹底的に異なります。すなわち男性は「他人を馬鹿にする」という所から性に関する知識を得るため、偏った知識が身に付き、それが女性よりも性教育を遅らせる原因になっています。それによっては「自分と他人の容姿で異なる部分」にばかり目が行くようになり、性に関する知識がないまま、性に関する興味・関心ばかりが強くなっていきます。男性ではそれが思春期を早め、思春期前後における性ホルモンの分泌を不安定させる大きな原因になります。

また男性に限っては、その性に関する偏った知識から安易に「致す行為(一人で・・・その・・・アレする事)」に走る事が多く、それこそが性の成熟を早める最も大きな原因になっています。それは「自由に使う事ができる時間がある」人ほど、空いている時間にそういう思考や行動に走りやすいので、それを防ぐためにも何か時間を忘れて熱中する事を続けるという事が重要です。一番近くにいる親は子どもが何かに集中する事のできる環境を整えてあげましょう。それも性ホルモンの分泌バランスを整える事に繋がっています。

●男性ホルモンの分泌量を増やすには

前述のように、メラトニンを分泌させれば「極端に分泌量が増える」事がなくなり、「極端に分泌量が減る」事も少なくなります。それによって間接的にではありますが、男性ホルモンの分泌量を増やす事ができるでしょう。また自然な方法で男性ホルモンを増やすには「男性ホルモンの分泌が必要な状態」にする事も重要です。例えば筋肉を大きくするには「男性ホルモンを分泌させなければならない」ため、筋トレを行う事でその分泌量を増やす事ができます。スポーツのように相手と競争する事ができれば、闘争心が引き金となって更にその分泌量を増やす事ができるでしょう。

それ以外で男性ホルモンを増やす方法としてはやはり食事ですね。男性ホルモンも女性ホルモンと同じく良質なコレステロール(脂肪)を材料に作られているため、そのコレステロールの材料となる「必須脂肪酸」が重要です。その他の栄養素としては、やはり必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウム、また鉄分や亜鉛を意識的に摂取すると良いでしょう。尚、性欲を必要とする事でも男性ホルモンを増やす事ができますが、「欲」は解消すればするほど高まります。その行動へ依存すると逆に性ホルモンの分泌バランスを崩す原因となるので、私はオススメしません。生活習慣の改善及び他のストレスを解消するような行動(発散というよりは忘れるという事が重要)でコントロールすべきです。