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2018年5月7日月曜日

食べ物の組合せ「糖」と「食物繊維」

食物繊維には糖の吸収を緩やかにする働きがあるため、芋、米、パン、麺、お菓子など糖を含む食品を食べる時は、野菜・海藻・キノコなどの植物性の食品と一緒に食べると良いでしょう。血糖値が高い状態が続くと血管、心臓、膵臓などに負担がかかります。また消費し切れず余った糖はいずれ脂肪として蓄積してしまうため、糖の吸収を抑える事ができれば、結果として脂肪の蓄積を抑える事にも繋がります。

尚、逆に食物繊維だけを大量に摂取してしまうと、今度は消化不良による下痢や便秘が起きたり、腸内にガスを発生(食物繊維は消化酵素で分解できず、腸内細菌で分解する際に発酵しガスが発生、腸内環境を悪化)してお腹が張ったり、カルシウムなどのミネラルの吸収を阻害する事があります。また食物繊維は殆どエネルギーにならないので、野菜ばかり食べる事では慢性的なカロリー不足・エネルギー不足に繋がり、脳や体が思うように動かなくなって疲れやすくなったり、筋肉が分解されやすくなるというような事も起こります。

重要なのは「糖を摂取してもそれが消費されるような状態である事」であり、それには筋肉をよく動かすような運動と、脳や内臓を休めるような睡眠の方が重要です。食物繊維は万能ではありません。