
逆に言えば幼少期のそういった細かな教育は、大人になってからの睡眠の質に大きな影響を与えるという事です。睡眠は1日の内最も多くの割合を占める生活習慣の一つであり、良い睡眠習慣を積み重ねている人とそうでない人では、自分が気づかぬ内に大きな差が生まれているのです。睡眠時間を十分に確保しているのに何故か疲れやすかったり、朝起きたら体のどこかが痛かったりしませんか?大人になってから寝返りの癖を直すのはそう簡単ではありません。子どもの将来を案じるのであれば、寝返りがしっかりできるよう小さい頃に教育しておきましょう。
ちなみに人間以外でも地面に伏せて寝るような種では寝返りを打つ事があります。ただし人間のようにお腹を上や横へ向けて寝るなどはせず、弱点であるお腹をできるだけ見せないように寝返りを打ちます。飼っている犬や猫、あるいは鳥がお腹を見せて寝る事があるのはその環境が安全だと知っているからで、野生の動物ではまず見る事はできません。