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2018年5月30日水曜日

暗い場所で本を読むと目が悪くなる?

暗い場所では単純に周囲の様子がよく分からなくなるので視力が低下します。その状態でピント調節を頻繁に行った場合、通常よりも目に疲労が蓄積しやすくなります。そのような習慣によって慢性的に疲労が目に蓄積し、それが取り除けない場合には、永続的に視力が低下してしまう事はあり得ると思われます。またそのように周囲がよく分からない状態では瞬きも極端に減るため、いわゆるドライアイになりやすくなります。それによっても視力が低下する原因になる事があります。ただし周囲が暗くても本の文字を明るく照らす事ができていたり、集中し過ぎず瞬きが正常にできていればそのような事は回避できます。よって必ずしも暗い場所で本を読んだからと言ってそれが視力低下の原因になるとは限りません。

本を読んで視力が低下する条件を考えてみます。まず目と本の位置が近いまま長時間固定される事。これによってピント調節に関わる部分の柔軟性が損なわれると視力は著しく低下します。続いて前述の通り瞬きが少ない事と、目に疲労が慢性的に蓄積する事。それから右目と左目で見ている場所が違う事。これは斜視や乱視が該当しますが、その他に顔の向きも関係します。鼻の頂点の正面で本を読んでいない場合も視力低下の原因になります。最後に栄養不足・水分不足・睡眠不足。これらも視力低下の原因になる事があります。

尚、通常暗い場所で本を読む時にはせめて文字だけは見えるように手元を照らします。しかし照らさずに真っ暗の状態で本を読んでいた場合、いざ急に強い光を浴びた時には目や目の神経、あるいは脳に大きなダメージを与える事があります。暗い場所では光をできるだけ多く捉えようとするため瞳孔が開き、光に対して非常に敏感になっているのです。その状態でいきなり光を浴びたら非常に眩しいですよね。それによっても視力が低下する事はあると思います。