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2018年5月18日金曜日

ヘソのゴマを取るとお腹が痛くなる?

赤ちゃんが母親の体の中にいる時にはヘソの緒から血液を貰って成長しますが、ヘソの緒は出産後に人為的あるいは自然に切り離され、その痕として残るのが「ヘソ」です。ヘソの裏側には脂肪や筋肉がないので大きく窪んでいます。そのため垢が溜まりやすく、それが固まったものが「ヘソのゴマ」と呼ばれます。尚、ヘソはお腹の中央にあるとは限りません。人によって上下左右にズレる事があります。もちろんズレても何の問題もありません。

長期間に渡って溜まったヘソのゴマでは匂いの元にもなっている多くの細菌が繁殖しており、衛生的に良いとは言えません。よってヘソを触った手でそのまま食事をすれば、食中毒などに繋がる可能性はゼロではありません。また前述の通りヘソの裏側には脂肪や筋肉がないため、ヘソのゴマを無理に取ろうとすればその刺激が腹痛の原因になったり、稀にヘソにできた傷から菌が入って腹膜炎などを起こす事もあります。その他、胃や腸は精神的なストレスに大きく影響を受けるため、「ヘソのゴマを取ったから腹痛になる」と気にし過ぎると余計に腹痛になりやすくなります。腹痛の由来はこういう所から来ていると思われます。

もしヘソのゴマを取るのであれば、オリーブオイルなどのような植物性の油を綿棒などにつけて優しく取り、その後ヘソの周囲と手を消毒しましょう。またヘソのゴマが溜まらないようにするには、風呂に入る度に周囲を優しく洗う(特に風呂場から出る最後に洗うと良い)と良いでしょう。