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2018年5月22日火曜日

どうして眠くなるの?

人間は夜暗くなってくると自然に眠くなりますが、これにはメラトニンというホルモンが関係していると言われています。メラトニンは太陽光による影響を受け、太陽が沈んでくると分泌量が増えていきます。つまり体内時計のような役割があり、夜暗くなると睡眠に入るための準備を始めるのです。これにより眠気をもたらします。またメラトニンは睡眠の必要性があるほど分泌量が増えます。つまり脳や体が疲れている状態で睡眠を取る必要がある時にはメラトニンの分泌を加速させ、より深い睡眠へと誘います。この事からメラトニンは「睡眠導入ホルモン」とも呼ばれており、深い睡眠を取るために必要不可欠なホルモンです。ちなみにメラトニンは人間以外の動物、植物、微生物にも存在するホルモンで、前述のようにやはり体内時計のような役割を果たしていると考えられています。

尚、眠気を感じさせる原因は他にもあり、例えば血糖値が高くなった時、様々な理由で脳に血流・酸素・栄養が不足・または脳以外の場所にそれらが集中している(満腹時、運動直後、興奮した後等)時、脳が活性化されておらず詰まらない事をしている時、単純に睡眠が足りておらず脳が疲れている時などが挙げられます。またいわゆる「アクビ」は脳が「眠い状態と起きている状態の境界」にいる時、反射的に起こる呼吸動作と言われています。つまりアクビは眠気に耐えようとする動作なので、死ぬほど疲れていて眠い時やすぐにでも睡眠に入りたい時では実はアクビは起こらない事があります。