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2018年5月19日土曜日

「スーパーフードまとめ28」大麦若葉の効果・摂取量等

この記事ではいわゆる「スーパーフード」と呼ばれる事もある大麦若葉について、それに含まれている栄養素、その効果、及び疑問点などを私なりにまとめています。ご興味のある方は下記「続きを読む」よりどうぞ。尚、この記事に書かれている事は私個人の意見であり、他の方の考え方を否定するつもりはありません。色んな考え方があって良いと思うので押し付けもしません。同調したい方のみ同調して下されば幸いです。
(記事作成日時:2018/5/19)


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★いわゆる「スーパーフード」に関する注意点



●大麦とはどういう食品?

大麦はイネ科オオムギ属の植物の事です。原産は東南アジア(イラン等)とされており、現在より1万年前から栽培されてきたと考えられています。実際に古代エジプト時代においては、既に主食であるパンやビールの原料にも使われるなど、古くから利用されてきたと言われています。

日本においては弥生時代の3世紀頃に中国経由で伝わったのが最初で、奈良時代や鎌倉時代には既に全国的に栽培されていたようです。通常のコメの生産量がまだまだ上がらなかった時代では、米の嵩増しとして重宝され、麦類と米を混ぜたいわゆる「麦飯」が主食として広く浸透していきました。しかしその一方で麦類は貧民の食事とされ、白米への強い憧れから、麦類を避ける傾向も強くなったそうです。それによりビタミンB1が不足し、「脚気」の蔓延にも繋がったと言われています。その白米への強い信仰は第二次世界大戦中の兵士へも適用されており、脚気が原因で数千人の死者を出す事にも繋がったそうです。


●大麦に含まれている栄養素

大麦に含まれる栄養素としては糖、蛋白質、ナイアシン(エネルギー産生)、ビタミンB6(蛋白質合成)、リン(骨の形成)、亜鉛(成長ホルモン分泌・蛋白質合成)、銅(酸素運搬補助)、食物繊維(ただし全粒粉及び無精白に限る)などです。穀類なので糖質が豊富に含まれていますが、それ以外では特出している部分はありません。また通常の白米と比較すると、大麦の方が蛋白質・ミネラル・食物繊維が僅かに多い程度であり、全体的な栄養価もそれほど大きく変わりません。

ちなみに大麦の品種には果実と外側の皮が癒着していない「ハダカムギ」という品種があり、その中には「もち麦(イネで言うもち米の事)」と呼ばれる非常に粘り気の強いものがあります。このハダカムギは栄養価自体は通常の大麦と変わりませんが、含まれるアミロペクチン(粘り気の元)の影響で消化が非常に良くなっており、腸内環境を整えてくれる効果があると言われています。エネルギー補給としても非常に有用です。


●大麦の若葉に含まれている栄養素

私が調べた限りですが、一応この『山本漢方製薬の大麦若葉成分表』を見れば大麦若葉の成分は大体分かります。栄養成分を掲載しているサイトでは「100g当たり」が基本ですが、その成分表では大麦若葉粉末3g当たりの栄養成分なので、それを33~34倍すれば他と比較できます(例えばホウレンソウならwikipediaにも載っている)。また私は読んでいませんが、「大麦若葉のすごい力!」という本にも大麦若葉粉末の成分表が載っているそうで(参考→別サイト)、そこでも100g当たりの成分が分かります。

一応他にも調べてみましたが、大抵の場合「他と比べて何倍も含まれている!!」という事が書いてあるだけでした。他の食品や商品と比較ができるという事は、当然大麦若葉の成分分析を行っているはずなのですが、それが掲載されていない事も多く、具体的に何が何mgと書いてある所は殆どない印象を受けました。それから、例え何mgと書いていたとしても敢えてmg表記をして多く見せていたり(1g=1000mg、1mg=1000μg)、日本製という事を謳っているのに生産は中国だったり・・・なんて事もありましたね。まぁどことは言いませんが(笑)

上記リンクにある情報が正しければ、大麦若葉には確かにほぼ全てのビタミンとミネラルが含まれており、特に多くのミネラルでは「1日に必要な摂取量の半分前後の含有量がある」という形になっています(100g当たり。尚、それぞれの栄養素の必要摂取量については過去記事参照の事。ただし水溶性ビタミンに関しては上限を気にする必要は基本ない)。その中では特に蛋白質、β-カロテン、食物繊維、葉酸、ビタミンK、カリウム、鉄分が突出しており、それらの内蛋白質以外は1日の摂取目安を遥かに超えるほどの高い含有量があるようです。

実際に他の食品と比較してみると、例えば蛋白質は大豆程度、鉄はゴマの4倍以上、β-カロテンは人参の2倍、葉酸はホウレンソウと同程度、一方ビタミンKはホウレンソウの10倍以上という非常に高い含有量となっており(wikipedia等に掲載されている食品の成分表と上記にある大麦若葉の成分表を比較)、それらの栄養素は「多く含まれるとされる食品」よりも更に多く含まれているようです。その点はよく広告されている他のサイトでも謳われている通りだと思われます。


●大麦若葉の欠点を考える

ビタミンの中で欠点として挙げられるのはビタミンEの含有量で、1日に100gの大麦若葉を摂取しても1日に必要な量の1/3しか摂取できません。ビタミンCに関してもレモンと同程度~2倍程度であり、そこまで突出していません。更にビタミンCや葉酸などのビタミンB群は水溶性ビタミンのため、体の長時間蓄えておく事ができません。もちろん摂取しないよりは良いでしょうが、一度に摂取するよりも小分けにして摂取した方が効率良く吸収できます。つまりどうせ毎食時に水溶性ビタミンを摂取するのなら、マルチビタミンのサプリメントを利用した方が効率が良いと私は考えます。

一方、ビタミンEのような脂溶性ビタミンは過剰摂取によるリスクがある事で知られています。当然大麦若葉にもそのような脂溶性ビタミンは含まれていますが、前述のようにビタミンEの含有量はそうでもなく、また豊富に含まれるビタミンKは過剰摂取しても副作用が殆ど起こりませんし、レチノール(ビタミンA)やビタミンDなんかはそもそも大麦若葉には殆ど含まれていません。よって大麦若葉では脂溶性ビタミンの過剰摂取による心配はないものと考えて良いでしょう。逆に言うと、それだけ脂溶性ビタミンの含有量は「そうでもない」という事であり、やはりどうせ補給するのならマルチビタミンで十分ではないでしょうか。

更に、豊富に含まれるとされる蛋白質に関しては、蛋白質の元々の必要量が多いため、大麦若葉だけでは全く足りません。蛋白質だけで言えば、例えば30gのプロテインを毎食時に飲むのと、大麦若葉粉末を毎食時に100gずつ飲む(そもそもどうやって飲むのか・・・)のと、大豆100gを毎食時に食べるのとではいずれもが大差がなく、多いと言っても所詮その程度なのです。おそらく運動習慣のある人ほどそう感じるはずで、それならプロテインを飲んだ方が良いと思います。もっと言えば豊富に含まれるとされるミネラルだって、マルチミネラルで十分ですし、そちらで補給した方が楽です。

否定ばかりしますが、何故このような事を書くのかというと、「スーパーフード」と聞くとそれを食べるだけで健康が得られるかのように思ってしまう人が多いからです。健康に良いからと安易に飛びつくのではなく、自分の生活習慣に合わせ、利用する量はもちろん、利用するかしないかを決めるべきです。特に広告される事の多い商品はよく見極めてから利用しましょう。多くのサイトで広告されているという事は、その広告で稼げるという事。稼げるという事は稼ぐための表現を使うという事です。そのためどの栄養素がどの程度含まれていて、その栄養素には具体的にどのような役割があるのかという情報は邪魔になる事が多いのです。色々ツッコミをしながらサイトを見るのも面白いと思いますよ。もちろん一度試してからでも良いと思いますので下記には一応載せておきます(笑)


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