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2018年5月2日水曜日

ホウレン草と牛乳、実は相性が悪い?

ホウレン草にはシュウ酸という物質が含まれています。このシュウ酸はカルシウムと強く結合する性質があるため、一緒に食べた乳製品や小魚類などに含まれるカルシウムの吸収を阻害する事があります。シュウ酸の摂取量を抑えるためにはいわゆる「アク抜き」が必要です。

ホウレン草以外の食品で、このシュウ酸が含まれるものとしては、例えば里芋、タケノコ、カカオ(ココアやチョコレートなど)、ミョウガ、ショウガ、芽キャベツ等が挙げられます。これらを食べる場合、アク抜きをした上で、カルシウムを豊富に含む食品を一緒に食べるようにしましょう。またアク抜きを行うと水溶性ビタミンやミネラルが幾分か失われてしまいます。もしそれらのシュウ酸が含まれる食品を食べる場合、水溶性ビタミン(ビタミンB群とビタミンC)を豊富に含む食品や、ミネラルを豊富に含む食品も合わせて食べるようにしましょう。

その他、カルシウムを効率良く吸収したいのであれば、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンKなども一緒に摂取しましょう。これらの栄養素にはカルシウムの吸収を促す作用があります。