口の中に食べかすなどが残っていると、それを餌に細菌が繁殖しやすくなり、しばらくすると「歯垢(プラーク)」に変わります。しかし歯垢になるためにはだいたい8時間程度かかると言われています。よって食べた後すぐに歯を磨かなくてもさほど問題はありません。
重要な事は「食後に口の中にできるだけ食べ物が残っていない事」です。そのためにはゆっくりよく噛んで食べ物を細かくし、唾液を分泌させてその食べ物を柔らかくする必要があります。人間は噛む事によって唾液を分泌させ、その唾液によって口の中を清潔に保つ事ができます。また細菌の餌となる糖を含まないような飲み物を食事の最後にも飲んだり、小まめに水分を補給して口の中が乾かないようにする(鼻呼吸を意識する事)と良いでしょう。尚、歯垢が石灰化して歯に沈着したものを「歯石」と言いますが、歯石に移行すると通常の歯磨き粉や歯磨きでは除去する事が難しくなります。予防が必要です。
ダイエット・食事・栄養・運動・筋トレ・睡眠・健康法など、世の中で当たり前とされている事の中でも、特に「間違って理解されている事」について管理人独自の視点でまとめています。