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2018年5月16日水曜日

何故蚊に刺されると痒くなるの?

蚊は人間や動物の血液を吸い、血液中に含まれる蛋白質を栄養源にして卵を発達させます。そのため血液を吸うのはメスだけです。オスはというと花の蜜や果物の果汁などを吸います。ただし中にはメスでも血液を吸わない種がある他、メスも血液だけを吸う訳ではありません。

蚊は血液を吸う際、針のように先が尖ったストローを突き刺します。その際には血液を固まらせないために唾液を注入します。この唾液に含まれる蛋白質が痒みの原因になると言われています。この痒みはアレルギー反応の一つであり、人によってその反応の大きさは変わります。ハチではアナフィラキシーショックと言って生死に関わるようなアレルギー反応を引き起こす事で知られていますが、稀に蚊でもそのようなショック症状を起こす事があります。また代わる代わる人を指す事で様々な伝染病の媒介にもなっており、実は地球上で最も人間を死に至らしている生物と言われています。

ちなみに蚊は「菌の種類の多さ」を元に血液を探しているとされています。よって菌が付着しやすい部位または菌が繁殖しやすい部位を清潔に保つ事で、周囲の蚊を寄せ付けなくさせる事ができます。具体的に言えば足、膝の表面、膝の裏側、お尻、股間、ヘソ、脇の下、背中、首の根元、手、鼻の穴、耳の穴、口、顔、髪の毛ですね。ただし洗い過ぎて表面が傷ついたり、古い皮膚の洗い残しがあると逆効果になります。毎日少しずつ優しく洗う事が重要です。